『一澤帆布』
一澤帆布といえば、日本を代表する帆布製カバンの老舗である。
なぜこの素朴なカバンが、長い間多くの人に愛され親しまれ壊れても
何度も何度も修理に出し、使われ続けるのか、、、
このカバンに触れると職人の拘りと誇りを感じる。
これが本物の「MADE IN JAPAN」、そして「MADE IN KYOTO」なんだと、、、
もともとこのタグは、一澤の判子だったらしくその名残で囲いが赤らしい、
またお客のことを考え壊れたカバンを持ってくるのに迷わないように
住所が明記してあるそうです。そうした配慮がお客の心を掴むのだと思います。
最近では、お家騒動として裁判沙汰になりのれんを汚してしまったが、
その意志は、今なお『一澤信三郎帆布』として受け継がれている。
そのことは『 一澤信三郎帆布物語』に壮絶に書きつくされています。
職人のものへの拘りと気迫を感じます。ものづくりの原点がここにあります。
もの作りをしている人には、絶対読んでもらいたい一冊です。
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