2012年3月22日木曜日

面白本#3

『俺の考え』

前から読みたかった本田宗一郎氏の「俺の考え」を読みました。
敗戦の焼け野原から情熱とアイデアで世界のHONDAを築き、
歯に衣着せぬ物言いで炸裂する雷おやじの本田節は、元気のない
現在の日本経済に必要な原理原則が詰まっています。

















今から約50年前に、既に貿易の自由化、閉鎖的な日本への危機感を
説いているところは、牙を抜かれた保守的な日本人に対する警告です。

文章の一説
“習慣というのはおそろしい。楽しい想い出はいつも晴れの日だ、
という言葉がある。よき時代のよき記憶は人間を保守的にする。
一つ覚えると、それに死ぬまで執着しているようなものである。”

原理原則のブレない言動は力強く、本来あるべき姿の手本です。
今の自信のない日本人に読んでもらいたいですp(・∩・)qファイト!

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